サスケのボルトへの「死ぬ覚悟」について

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忍は道具ではないけれど何かを成すためには命を捧げる、里というものは多くの人の生き死にを抱えて生きているのでそれを死んでも守るのが忍、というNARUTOでのぼんやりとしたイメージがあるので、BORUTOでの「サスケがボルトに『里のために死ぬ覚悟はあるか』」と問うたことについて、連載時に読んでた時はまあそうだよなあボルトだって忍だもんなと受け入れてたんだけど、ボルトがまだ13歳(おそらく)ということを忘れてたなと思った。柱間なんかは「子供が死ななくていい里を作る」とまでに言ってたように、外伝でサスケが子供たちを徹底的に部外者にしようとしたように、大人の忍が子供を助けることはあっても危うい戦場に駆り出すことはない、ってのがNARUTO2部後半でのスタイルだったと思うんだけど、このサスケにはそれがないのかなと確かに思った。里を守るために子供を1人捧げる覚悟と言ってもいいのかなと思った。ただこのイッシキ編がちょうど小太刀脚本が終わったターンでもあるので、どこまで岸本先生の意向があったのかはわからんけど。サスケは大人の陰の部分を司っているのでこういう配役にはぴったりかなと思うけど、よく考えたら違和感は残るかなあ。単純にそうしないとボルトが活躍できないというのはわかるし実際話は面白いのであんま気にはしてない。